大阪3番目のJクラブ目指すFC大阪がクラブ名改称 新マスコットも登場
大阪から3番目のJリーグ入りを目指すサッカー・JFLのFC大阪が21年1月1日付で法人名「株式会社FC大阪」を「株式会社F.C.大阪」に、トップチーム「FC大阪」を「F.C.大阪」へ改称することを25日、発表した。読み方の変更はないが、改称に伴い、トップチームで使用するエンブレムおよびロゴタイプについても変更する。
クラブは変更理由を次のように説明した。
「一般的に『FC』とはフットボールクラブの略称として付けられている場合が多く、またそのように理解されています。
しかし、FC大阪はサッカークラブの枠にとどまらず、地域に貢献するために様々な物事を繋ぐコンテンツとしての役割や、地域発展の新たな取り組みをクリエイトする結節点・発信地の役割を担っていくことを目指しています。
そのため、『FC』にはフットボールクラブという1つの意味だけではなく、『F』には様々な領域を示す『Field』、基礎・基板の『Foundation』、人々のためにという『For people』の意、『C』には地域貢献の『Community contribution』、協調の『Cooperation』、信頼の『Confidence』、創造の『Creation』の意と、『F』『C』それぞれに独立した意味を含め、より担うべき役割に向かってクラブを進化させていくため、『FC』から『F.C.』へ改称することと致しました」
また、新たにクラブマスコットキャラクター「えふしくん」を発表。オフィシャルキャラクターの「ガーディアン・ティグレ」「リーナ」とともにチームを盛り上げていく。
「えふしくん」の由来については「水の都『大阪』で生まれた水の妖精。『Fun:楽しい Cute:かわいい』の頭文字を取ってFC(えふし)くん。何事にも一生懸命に取り組む。流れる汗は周りを元気にし、緑も豊かにする。クリーンな世界にする事を夢見る」と説明している。