サッカーU23日本代表候補 森下龍矢「自分の良さが存分に出せた」

 「練習試合、U-23日本代表候補4-0関東大学選抜」(26日、夢フィールド)

 サッカーU-23日本代表候補が26日、千葉市内で合宿最終日を迎え、関東大学選抜と45分2本、30分1本の練習試合を行い、4-0で快勝した。

 DF森下龍矢(23)=鳥栖=は右サイドバックで約60分間プレーし、積極的な攻撃参加を見せた。「自分のよさが存分に出せた」と試合を振り返った。

 ただ、「取り組まなければいけないことは、はっきり見えた」と課題も見つかった。合宿では森保一監督(52)とも面談を行ったという。「(森保監督から)今季Jリーグで見ていてクロスのところでしっかり味方に合わせてゴールを奪う部分が森下の課題なのではないかと、ご提言いただいた。まさしくその通り」と改めて課題を再認識した。

 鳥栖では1年目ながらリーグ33試合出場と活躍。追加招集でU-23日本代表候補のチャンスを得た。合宿が始まった当初は「みんな強度が高かったので全然プレーできなかった」と話す。それでも「この3、4日で自分自身も成長できて最後の試合で結果には残らなかったが、チームの一員として勝利に貢献できたのはいい意味で成長できた」。自信を深める合宿を経験し、生き残りへ来季のさらなる飛躍を目指す。

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