G大阪が徳島下し決勝進出 パトリック先制、福田も決めた 川崎と元日決戦 天皇杯

後半、ゴールを決めたG大阪・パトリックはポーズを決める=パナスタ(撮影・田中太一)
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 「天皇杯・準決勝、G大阪2-0徳島」(27日、パナソニックスタジアム吹田)

 J1で2位のG大阪がJ2優勝の徳島を下し、2021年元日に行われる決勝進出を果たした。

 先制点は後半7分に生まれた。中盤右で相手ボールを奪ったMF小野瀬のアーリークロスをMF倉田がシュート。GK上福元がファンブルしたところを詰めていたパトリックがシュート。一度はブロックされたが再度蹴り込まれたボールはMF岩尾の股間を抜けてゴールに転がり込んだ。

 後半37分には敵陣中央右からのパトリックの縦パスをペナルティーエリア内で受けた途中出場のMF福田がシュート。左サイドネットに突き刺して決定的な2点目を奪った。

 互角の展開だった前半はスコアレスで折り返していた。徳島は前半37分、MF小西が敵陣中央右から左足でミドルシュートを放ったがGK東口に阻まれた。G大阪も後半44分、右サイドを上がったFWパトリックからのクロスを中央で受けたFW渡辺がペナルティーエリア手前からシュート。上福元の好セーブにあった。

 徳島は後半5分、MF西谷の左からのクロスがゴール前のFW垣田に渡ったが、ボールが収まりきらず、絶好の先制機を外した。先制点を許したのはその2分後だった。同19分に中央を突破したMF西谷が体勢を崩しながら左隅にシュートを放ったが、東口に阻まれた。攻守の切り替えの速いG大阪の守備網を最後まで破れなかった。

 決勝は2021年元日に国立競技場で開催。準決勝でJ3優勝の秋田を下したJリーグ覇者・川崎と対戦する。

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