久保建英、再レンタル実現はクラブ間の“銭闘”次第か
サッカースペイン1部リーグ、ビリャレアルにレンタル移籍している日本代表MF久保建英の去就は、クラブ間での金銭調整に全てがかかっていると、現地アス紙が報じている。
久保の再レンタルで有力候補とみられているヘタフェだが、今季序盤にビリャレアルが支払った金額の調整で両者に見解の違いがあり合意まで達していないという。
情報によると、ヘタフェは冬市場で久保のレンタル獲得を熱望しており、所属元のレアル・マドリードも久保の再放出に前向きな見方をしているという。ただ、問題となるのはビリャレアルが昨年夏に支払った300万ユーロ(約3億8000万円)のレンタル料。ビリャレアルはレンタル解消となった場合、その半額を久保が新たにレンタル移籍するクラブが支払うべきだと考えている。ヘタフェは久保の6ヶ月分の給料を支払うことはできるが、これとは別の支出を約束できるほどの余裕はないという。
ビリャレアルとヘタフェは去る24日に久保のレンタルについての話し合いをし、両者の見解を確認したという。所属元のレアル・マドリードはこの点については態度を明らかにしておらず、3クラブがそれぞれに対して態度を軟化させれば久保の去就が明確になると考えられる。