J1清水がJ1鳥栖から東京五輪世代のMF原輝綺を獲得へ 課題の守備改善へ積極補強

 J1清水が来季の新戦力として、J1鳥栖のMF原輝綺(22)を獲得することが28日、複数の関係者の話で分かった。近日中に正式発表される見通し。

 埼玉県出身の原は千葉・市船橋高から17年に新潟入りし、19年に鳥栖へ完全移籍した。今季は主にセンターバックを担い28試合に出場したが、ボランチや右サイドバックなどもこなせる守備の万能型。19年には東京五輪世代を軸に構成された日本代表として南米選手権にも出場した。

 清水は今季16位に低迷し、70失点はリーグワースト。守備陣の整備は来季に向けた最重要課題で、組織的守備の構築に定評のあるロティーナ氏を監督に迎え、日本代表GK権田やDF片山、GK永井を獲得するなど積極的に補強を進めている。

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