J1神戸 生え抜きDF藤谷とGK吉丸がJ2北九州に完全移籍 西に続く右SB流出

 J1神戸は29日、下部組織出身のDF藤谷壮(23)とGK吉丸絢梓(けんしん、24)がJ2北九州に完全移籍すると発表した。

 神戸市出身の藤谷は小学時代から神戸の下部組織で育ち、2015年4月に17歳でトップチームデビューを果たした。各世代別代表に名を連ね、17年にはU-20(20歳以下)W杯韓国大会に出場した。右サイドバック(SB)を主戦場にJ1通算52試合、アジア・チャンピオンズリーグでも2試合に出場した。

 神戸を通じて「この度、ギラヴァンツ北九州に完全移籍することになりました。ヴィッセル神戸にはアカデミーの時から育てていただき感謝しかありません。たくさんの方々に支えられ、サッカーだけではなく人として成長することができました。そして、ファン、サポーターの皆さまの声援のおかげで頑張れた場面がたくさんありました。本当にありがとうございました。神戸讃歌を皆さまと歌えなくなるのは寂しいですが、どこにいてもヴィッセル神戸のことを応援しています。新天地で頑張ってきます」とコメントした。

 神戸にとってはJ1浦和に完全移籍した元日本代表MF西大伍(33)に続く2人目の右SB流出となり、来季に向けた補強が必須の事態となった。

 宮城県都城市出身の吉丸は神戸U-18から14年にトップ昇格。J3大分(当時)、J2徳島(当時)への期限付き移籍を経て、18年9月に神戸に復帰していた。19年5月の湘南戦でJ1デビュー。J1通算3試合に出場した。

 神戸を通じて「この度ギラヴァンツ北九州に移籍することになりました。プロとして7年、ユースを合わせると10年間本当にありがとうございました。試合に出ることは少なかったですが応援してくださり感謝しています。またJ1の舞台に戻って来られるように頑張ります」とコメントした。

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