FC東京が3度目のルヴァン杯制覇 アダイウトン技ありトーキック決勝弾

後半、勝ち越しのゴールを決めて祝福されるFC東京・アダイウトン=国立競技場(撮影・堀内翔)
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 「ルヴァン杯・決勝、柏1-2FC東京」(4日、国立競技場)

 FC東京が途中出場のFWアダイウトンの決勝ゴールで11大会ぶり3度目の優勝を決めた。MVPには先制点を決めたFC東京レアンドロが選ばれた。

 1-1の後半29分、クリアボールをFW永井が頭でゴール前のスペースに送る。これを後半22分に投入されたアダイウトンがスピードを生かして走り込み、左足トーキックで相手よりも一瞬早く合わせた。

 リードを奪ってからはMF森重らが足をつりながらも守備で奮闘。今季のJ1得点王でMVPの柏FWオルンガを封じ込めた。

 試合はFC東京が先制。前半16分に左サイドでパスを受けたレアンドロがドリブルで相手選手2人をかわしてエリア内に進入。カットインしながら右足を振り抜き、ゴール右へ先制点を決めた。

 柏は前半終了間際の45分にセットプレーで追いつく。MFクリスティアーノの左CKをFWオルンガが競り、浮き球をFC東京GK波多野がはじくが、そのこぼれ球をMF瀬川が倒れながらも押し込んだ。

 決勝は当初、11月7日に予定されていたが、柏でネルシーニョ監督ら感染者が出るなど新型コロナウイルス感染拡大を受けて年明けまで延期となっていた。

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