FC東京・森重「やっと優勝できた」オルンガ封じてルヴァン杯制覇
「ルヴァン杯・決勝、FC東京2-1柏」(4日、国立競技場)
FC東京が勝利を収め、11大会ぶり3度目の優勝を飾った。
前半16分にMFレアンドロが先制。前半に追いつかれたが、後半29分にアダイウトンの執念の決勝勝ち越し弾で栄冠をつかんだ。
左サイドからドリブルで切り込み先制点を挙げたレアンドロは大会MVPに選出された。「ここにいるみんなで戦ってみんなで取れたうれしいゴールです」と喜びを語った。
リードを奪ってからは元日本代表のMF森重真人を中心に今季のJ1得点王でMVPの柏FWオルンガを完璧に封じた。森重は「オルンガをフリーにさせないことを意識した」と気を抜くことなく1点差を守り切った。
19年はJ1最終節で横浜Mにリーグ優勝を目の前で決められ2位。20年もJ1は6位、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)は16強に終わった。森重は「やっと優勝できてうれしかった。勝ってほっとした」と笑顔で締めくくった。