帝京長岡が4強「去年越えられなかった壁を越えたい」準決勝の相手は

前半、ゴールを決め、イレブンに祝福される帝京長岡・上野一心(中央)=撮影・西岡正
前半、先制ゴールを決め、ガッツポーズの帝京長岡・葛岡孝大=フクダ電子アリーナ(撮影・西岡正)
前半、先制ゴールを決める帝京長岡・葛岡孝大(奥)=フクダ電子アリーナ(撮影・西岡正)
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 「全国高校サッカー選手権・準々決勝、帝京長岡2-1市立船橋」(5日、フクダ電子アリーナ)

 帝京長岡(新潟)が2大会連続のベスト4を決めた。6度目の全国制覇を狙い、7年ぶりの8強に進出してきた名門・市立船橋を2発で下した。

 前半26分、ショートカウンターからFW葛岡孝大(3年)が先制。同30分には右サイドからの折り返しをMF上野一心(3年)が冷静に決めた。後半も積極的に3点目を狙った。同16分、完璧な崩しからFW酒匂駿太(3年)が決めたかに見えたが、オフサイドの判定で得点とはならなかった。

 終了間際には1点を返されながら、最後までリードを守った。古沢徹監督は「気負うことなく堂々とプレーしてくれた。去年越えられなかった壁を越えたい」と選手をたたえ、次戦を見据えた。

 9日の準決勝では山梨学院と対戦する。

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