山梨学院がPK戦の末に11年ぶり決勝進出 帝京長岡2点差追いつくも
「全国高校サッカー選手権・準決勝、山梨学院2-2、PK3-1帝京長岡」(9日、埼玉スタジアム)
2-2で前後半90分が終了し、PK方式による決着にもつれこみ、山梨学院が11年ぶりの決勝進出を決めた。
山梨学院が試合開始直後にロングシュートを起点に、最後はMF石川がスライディングで押し込んで先制に成功した。キックオフからおよそ22秒の電光石火の先制劇だった。
後半5分にはロングスローをDF一瀬がヘディングでたたき込みリードを広げたが、帝京長岡も持ち前のパスワーク、個人技で反撃。後半14分には抜け出したMF川上が決めて1点差。同33分にもPKを川上が決めて同点とした。このまま決着はつかず、2-2でPK方式にもつれこんだ。
山梨学院が先攻。帝京長岡が後攻。
山梨学院○○××○
帝京長岡××○×-
帝京長岡の4人目は決めれば追いつく場面だったが、山梨学院・GK熊倉がセーブ。その後、山梨学院の5人目が決めて11年ぶりの決勝進出を決めた。