青森山田2年連続準優勝 主将のDF藤原優大「結果に出ないと意味がない」
「全国高校サッカー選手権・決勝、山梨学院2(PK4-2)2青森山田」(11日、埼玉スタジアム)
11大会前の決勝で敗れた山梨学院に屈し、前回大会に続く準優勝。青森山田は目指していた二つの雪辱を果たせなかった。黒田剛監督(50)は「スキルでは相手を一枚上回っていたかもしれないが、それぞれが役割を果たせなかった差が出た」と逸機を嘆いた。
好機は圧倒的に多かった。だが、GK熊倉の好守やゴールの枠に阻まれ、2点止まり。今季は練習試合を含めて全勝。今大会には「王座奪還」をテーマに臨み、準決勝までの4試合を15得点2失点と圧倒的な力で勝ち上がってきたが、最後に散った。
前回の決勝にも出場した主将のDF藤原優大(3年)は「悔しい思いをしてから1年、(全てに)こだわってきたつもりでいたが『つもり』だった。結果に出ないと意味がない」と悔しさをあらわにした。