山梨学院主将・GK熊倉「きょうは自分の日」 PK戦で壁となり優勝の立役者に
「全国高校サッカー選手権・決勝、山梨学院2(PK4-2)2青森山田」(11日、埼玉スタジアム)
決勝が行われ、山梨学院が11大会ぶり2度目の優勝を果たした。青森山田との対戦は延長でも2-2と決着がつかず、PK戦を4-2で制した。決勝がPKで決着するのは8大会ぶり。
山梨学院の立役者はまたもGK熊倉匠(3年)だった。PK戦では中学時代にFC東京下部組織でチームメートだった青森山田の2人目、MF安斎のキックを読み切り、左に飛んで止めた。3回戦の藤枝明誠(静岡)、準決勝の帝京長岡(新潟)に続きPK戦で壁となった守護神は「今日は自分の日だなと自信があった。チームを救うことで貢献できてよかった」と胸を張った。