Jリーグ PCR検査受けてキャンプイン その後も週1回検査 ファンサービスなし
Jリーグは12日、実行委員会実施後にオンライン会見を開き、全選手、スタッフが新型コロナウイルスのPCR検査と、陰性証明を受けた上でキャンプインすることを明らかにした。さらにキャンプ中も検査を続けていく方針を確認した。
村井満チェアマンは「キャンプに行く前に必ずPCR検査を受けて、ウイルスをキャンプ地に運ばないという原則で徹底する。キャンプが行われてからも週に1回くらいのペースでスクリーニング検査ができるような追加的な措置を講じました」と話した。検査にかかる費用はJリーグが負担する。
また、サインなどサポーターと対面するファンサービスも行わない。「今シーズンに関してはキャンプ地では行わないことを前提に、厳戒態勢で臨もうと申し合わせた次第です」と感染対策を重視する。
JリーグにはJ1からJ3まで57クラブがあり、キャンプ地もプロ野球のように宮崎と沖縄に限定されず、全国広範囲にわたる。そのため観客を入れるかについては、各自治体とクラブの判断になるとの見解を示した。
緊急事態宣言も出されている現状だが、キャンプの延期や中止は考えていない。村井チェアマンは「私のところにはそういうところはないという認識」と、受け入れに難色を示しているキャンプ地が現状では存在しないことを明らかにした。