中山雅史氏がJ2磐田のコーチに就任 J3沼津退団、古巣に12年ぶり復帰
J2磐田は13日、元日本代表FW中山雅史氏(53)がトップチームコーチに就任すると発表した。昨季まで選手登録されていたJ3沼津を退団。磐田には2009年以来12年ぶりの復帰となる。中山氏はクラブを通じて、「J1昇格に向けて、鈴木監督を全力でサポートしていきます。よろしくお願いいたします!!」と決意のコメントを発表した。
レジェンドが帰ってくる。前身のヤマハ発動機時代を含めて磐田で長年活躍。3度のJ1優勝などに貢献し、J1通算157得点は歴代3位タイ。W杯2大会に出場し、1998年フランス大会のジャマイカ戦で日本初の得点をマークした。
10年から札幌に移籍。12年限りで両膝のけがなどを理由に現役を一度退いたが、15年に当時日本フットボールリーグ(JFL)の沼津で現役復帰した。公式戦出場はなかったものの、昨季も選手登録されていた。
沼津を通じて「現役選手のトレーニングをひとまずやめて、磐田のコーチとして活動する事に決めました」とコメントした中山氏。自身のような勝負強いストライカーの育成に期待が懸かる。