J1浦和 9年ぶり復活「11番・田中達也」初代から激励「新しい田中達也像作って」
J1浦和は18日、新加入選手の記者会見をオンラインで行い、J1大分から完全移籍で加入したMF田中達也(28)ら9人が参加した。かつて浦和に在籍した同姓同名の元日本代表FW田中達也(J2新潟)と同じ背番号11を背負う田中は「めちゃめちゃ意識している。小さい頃から憧れていて好きな選手。プレッシャーはあるけど、すごくうれしい」と笑みを浮かべた。
自ら11番を希望したという田中は“初代”に連絡を取り「注目して見ている。新しい田中達也像を作ってくれ」と激励を受けたといい、「すごく励みになる。頑張ろうと思う」と決意を新たにした。
“2代目”は「ドリブルやスピードでチャンスを作る方が得意」と話すように典型的なサイドアタッカーでプレースタイルは異なるが、昨季はJ1で自身最多の8得点を挙げるなど得点力も増している。9年ぶりに復活した「11番・田中達也」が浦和の攻撃陣をけん引する。
神戸から完全移籍した元日本代表DF西大伍(33)は「皆さんに笑顔を届けたい。(ピッチでは)もうちょっと暴れん坊になりたい」と独特の表現で意気込みを語った。
新加入選手11人だが、クラブによると中大から加入したMF大久保智明(22)は新型コロナウイルスの陽性者と接触したため自主隔離中で、青森山田から加入したDF藤原優大(18)は学校行事のため欠席したという。