ジダン監督、今季限りか レアル・マドリードで“大量粛清”準備へ
サッカースペイン1部リーグ、レアル・マドリードで早くも来季へ向けた複数人事が取りざたされている。20日、事実上3部リーグのアルコヤーノ相手にカップ戦敗退したのを機に、現地マルカ紙などが伝えている。
情報によると、ジダン監督の電撃解任こそない見通しだが、シーズン終了後に何らかの決定を下す見通し。「レアル・マドリードでの一つのサイクルが終わった」との認識があり、今後目に見える好転がない限り指揮官続投は考えにくい。
アス紙では、レアル・マドリードに復帰した第2期ジダン体制は好不調の波が大きく、これまでも何度かあった危機と同様の局面を迎えているとし、カップ戦敗退に加え、残るリーグ戦とチャンピオンズリーグのタイトルにも悲観的な見方をしている。
来季へ向けて新天地を求めざるを得ない選手も少なからずいる模様。長年在籍して来たDFマルセロ、MFイスコは出場機会の減少からチームを去るのが濃厚なほか、在籍期間の短い選手の中でもDFミリトンの能力を疑問視する声があり、今季所属元に復帰したばかりのMFウーデゴールも再度レンタル転出を求めているという。