J1浦和・橋岡、シントトロイデンに期限付き移籍へ ベルギー1部
サッカーの東京五輪代表候補でJ1浦和のDF橋岡大樹(21)がベルギー1部シントトロイデンに1年間の期限付き移籍をすることが24日、関係者の話で分かった。クラブ間合意に達しており、近日中に正式発表される見通し。
橋岡は浦和の下部組織から18年にトップへ昇格した。空中戦や球際の競り合いなど対人守備の強さが持ち味で、昨季は主に右サイドバックで31試合に出場した。センターバックでもプレー可能な万能型。19年には国内組で編成された日本代表に初選出され、東アジアE-1選手権でA代表デビューを果たした。
かねて海外挑戦を希望していた橋岡だったが、浦和も必要な戦力として慰留。最終的には本人の意向を尊重した形となった。
シントトロイデンには日本代表GKシュミット、FW鈴木ら5人の日本人選手が在籍している。右SBの補強を進めているとみられ、橋岡に白羽の矢が立った。昨季は18チーム中12位。今季は7勝5分け11敗で15位に低迷している。