J1神戸が始動 三浦監督、手術のイニエスタは「思ったよりもいい状況」
J1神戸が25日、神戸市内のいぶきの森球技場で始動した。昨年9月から指揮を執る三浦淳寛監督(46)のもと、約1時間のミーティングを行った後に約1時間半の初練習を行った。
昨季は4季連続となるシーズン中の監督交代が行われ、9月に三浦監督が就任。初出場となったアジア・チャンピオンズリーグこそベスト4進出と成果を残したが、リーグ戦は終盤6連敗を喫して14位で終了。「一番大事なのはリーグ戦でしっかりとした結果を出すこと。ACLの出場権獲得というのがチームの目標です」と三浦監督は今季目指すところを口にした。
初練習にはブラジル1部フラメンゴから完全移籍で獲得したFWリンコン以外の全選手が参加。ACLで負傷し、昨年12月15日に右大腿直筋近位部腱断裂の手術を行った主将のMFアンドレス・イニエスタも来日しており、ミーティングには参加した。全治4カ月と診断されていたイニエスタの状況について、三浦監督は「思ったよりもいい状況の経過を聞いている。当然ながら開幕は非常に難しい状況だと思いますが、アンドレスがいる時といない時、どういうシステムでやった方がいいのか、それとも同じシステムがいいのかなど選手の力の見極めをキャンプでできれば」と2月4日から開始する沖縄キャンプに目を向けた。