ACL今年はフィリピンやシンガポールのクラブもストレートイン 決勝T条件も変更
アジア・サッカー連盟(AFC)は27日、マレーシアのクアラルンプールでアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)の組み合わせ抽選を行い、1次リーグの組み合わせが決まった。今大会から従来の32チームから40チームに拡大したこともあり、1次リーグからの、いわゆる“ストレートイン”で出場できる国が広がった。
日本が入る東地区で、昨年大会は枠がなかった国から、今大会でストレートインするクラブを送り出すのは香港、ベトナム、フィリピン、シンガポール。このうち、日本のクラブとの対戦が27日の時点で確定しているのは、H組のG大阪と同組のタンピネス(シンガポール)と、I組で川崎と対戦するユナイテッド・シティ(フィリピン)。また、C大阪がプレーオフを勝ち抜いた場合、J組に入るが、ここでは香港の傑志と対戦する。
東西それぞれで各4チーム5組ずつに分けられているため、ラウンド16に進めるのは各組1位と2位チームのうち、東西それぞれで好成績の3チームとなる。そのため、1位を逃すと敗退してしまう可能性がある。
【ACL東地区の1次リーグ組み合わせ】
▽F組 BGパトゥム・ユナイテッド(タイ)、蔚山(韓国)、ベトテル(ベトナム)、プレーオフ1勝者
▽G組 江蘇(中国)、名古屋、ジョホール・ダルル・タクジム(マレーシア)、プレーオフ3勝者
▽H組 全北(韓国)、G大阪、タンピネス(シンガポール)、シドニーFC(オーストラリア)
▽I組 川崎、広州(中国)ユナイテッド・シティ(フィリピン)、プレーオフ4勝者
▽J組 山東(中国)、ポート(タイ)、傑志(香港)、プレーオフ2勝者(C大阪がここに入る可能性がある)
日本勢が出場する東地区の1次リーグは4月21日~5月7日に集中開催で実施。9月の決勝トーナメント1回戦(ラウンド16)と準々決勝は一発勝負で、準決勝からホーム&アウェー方式となり、決勝は11月21、27日に行われる。