C大阪クルピ監督 教え子香川のPAOK移籍に「活躍しているのを見るのはうれしい」

 J1C大阪のレビー・クルピ監督(67)が28日、大阪市内での練習後にオンライン会見に臨み、積極的に若手を起用する方針を示した。

 今回、C大阪では4度目の就任となるクルピ監督。07~11年の第2次政権時に香川真司(PAOK)、乾貴士(エイバル)らを、12、13年の第3次政権時には南野拓実(リバプール)を育て上げるなど若手育成に定評がある。

 今季に関しても「今でも考え変わっていない。ユースの子であってもその子ができると私の目に映れば絶対に試合に出す。チャンスは与えるところは与えて、世界に羽ばたくかは本人次第」と若手の積極起用を明言した。

 教え子の筆頭格である香川は、前日にギリシャ1部・PAOKへの入団が発表された。「そういうふうに活躍しているのを見るのはうれしい。いろんな選手が羽ばたいてくれたらうれしく思う。過去に代表に呼ばれたり、欧州に行ったりした選手がいるが、自分がそういう選手に携われたことは誇り」と納得の表情を浮かべた。

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