浦和・DF岩波「練習でやってきた形出せた」 沖縄キャンプ初の練習試合
沖縄キャンプ中のJ1浦和が29日、リカルド・ロドリゲス監督(46)就任後初の練習試合を行った。沖縄SVに30分×3本で1-0、0-0、1-0の計2-0で勝利した。
1本目は、MF小泉佳穂(24)がMF汰木康也(25)のスルーパスに反応し、左足で先制。3本目は19歳のMF武田英寿(19)が左足で得点を挙げて結果を残した。
試合後にはDF岩波拓也(26)がオンライン取材に応じた。「練習でやってきた形が出せたことはよかった。今年は監督が代わって新しいことにチャレンジしながら、いかに自分たちがボールを握る時間を増やして相手を崩していけるかを意識している。そういう意味でいくつかいい形は出せた」と振り返った。
新監督からの「練習試合であっても結果にこだわる」という指示通り、まずは勝ちきった。ただ、当然満足はしておらず、岩波は「まだまだよくなる」とさらに上を見据える。
岩波自身は神戸から浦和に移籍して4年目を迎える。「レッズに来てからは思い描いていた3年間ではないので、4年目で結果を残してもう一つ上が見えたらいい」と個人としても向上心を口にした。
だからこそ「覚悟」として背番号も「31」から「4」に変更。「より責任感を持ち、存在感のある選手になりたい。最低ACL圏内にいくためにも必ず貢献したい」と今季の決意を示した。