J2京都が初実戦で7得点 チョウ監督「100点満点」選手と個人面談も実施
「練習試合、京都7-2沖縄SV」(30日、沖縄県内)
J2京都が今季初の練習試合(30分×3、非公開)を行い、7-2で九州リーグ・沖縄SVに勝利した。
試合後にオンライン会見を行ったチョウ貴裁監督は「いろんな選手が点を取り、いい形から点が生まれた。この時期にこれだけ得点が生まれる形が多かったというのは今年目指しているので非常に良かった」と振り返った。非公開試合だが、チームの7得点はFW宮吉、李、MF山田、中野2点、上月2点であることは明かされている。
2失点についても「今の時点でこういう失点をしていかないとチームの上積みはできない」と課題が見つかったと前向きにとらえた。初の練習試合としては「100点満点に近い試合をしてくれた」と納得の表情で話した。
主将だった安藤淳氏が昨季限りで引退。新チームはまだ主将が決まっていない。「僕は京都で生まれながら、京都の通例が一番わかっていない人なんで」と指揮官は笑いながら切り出し、「キャプテン、副キャプテンを早く決めなければいけなければいけないとも思っていない」とも答えた。
現在、全選手と個人面談を実施中。「『結婚してるの?』、『子ども何人?』から始めています。選手がリラックスして話せるような。監督と選手が1対1で話すことがあまりなかったかもしれませんし、僕がわかりたいというより、自分のことをわかってもらおうかなと」と面談の目的を説明した。
面談終了後に主将を指名する。「このチームの象徴となっていくような、京都サンガの文化をつくることのできるメンバーを選びたい」。求めるキャプテン像を見極め、近日中に発表する。