J2京都 3得点で引き分け チョウ監督は収穫強調「0-0には何の意味もない」
「練習試合、京都3-3札幌」(3日、沖縄県内)
J2京都がJ1札幌と練習試合(45分×3、非公開)を行い、3-3で引き分けた。非公開試合だが、得点者は京都が李、山田、上月。札幌は青木の2得点、OGと明かされている。
京都は1月30日の初実戦で九州リーグの沖縄SVに7-2で勝利。2連勝とはならなかったが、J1チーム相手に3得点で引き分けた。チョウ貴裁監督は「J1であろうがどこのチームであろうが、攻撃的にできる部分は攻撃的にしようとする中で、非常に素晴らしいゴールが生まれた場面もあった。逆にその裏返しでまだまだ足りない部分もあり、J1との違いも感じられた」と振り返る。
さらに「その両方を感じられたのは選手たちがチャレンジをした結果。チャレンジしなければ、もしかしたら0-0で終わったかもしれない。ただ、その0-0には何の意味もない。いいところと足りないところが明確に見えたのが今日の収穫」と前向きに話した。
2試合連続ゴールのMF上月壮一郎も「監督にチャレンジすることを恐れずに、どんどん前に仕掛けろと言ってもらっている。僕自身失敗を恐れずチャレンジできている結果がゴールにつながっていると思います」と話す。チョウ監督の下、チームの方向性が明確になってきている。