C大阪・クルピ監督は白星発進「開幕戦の先発を判断するのはまだ早い」

 「練習試合、C大阪2-1徳島」(4日、宮崎県内)

 J1C大阪が今季初実戦となる練習試合(30分×1、45分×2)を行い、2-1でJ1徳島に勝利した。C大阪の得点者は1本目にFW豊川、2本目にMF清武だった。

 攻撃的サッカーを掲げるレビー・クルピ監督が就任したC大阪が白星発進した。「大きな目的はふたつ。ひとつはプレーヤーの個性を見ること。ふたつ目は戦術的にベースとなるポジショニングができているかということ。まずは手応えは感じています」とリモート取材に応じた指揮官は納得の表情で話した。

 新戦力として期待するFWタガートやDFチアゴの新外国人は新規入国停止のため来日できておらず、合流日は未定。指揮官は「開幕戦の先発が誰になるのか判断するのはまだまだ早い。レベルの高い選手がそろっているので、ベストの形をこれからの練習試合で探っていきたい」と話した。

 この試合では豊川を先発の1トップに起用。“チーム初ゴール”を決めるなど1ゴール1アシストと結果を出した。「みんなの意識が前に向いているかなと思いますね。パスが前に来る回数も多い」と豊川。堅守を誇ったロティーナ前監督時代からの変化を口にした。

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