WEリーグ参入の大宮 佐々木総監督は試合でベンチ入りせず「大野が嫌がる」
9月に開幕する日本初のサッカー女子プロリーグ「WEリーグ」に参入する大宮は6日、新体制発表記者会見をオンラインで行い、総監督に就任した女子日本代表前監督の佐々木則夫氏(62)は「(大宮は)まだ産声を上げたばかり。皆さんの声援を頂きながら精いっぱいやって参りたい。スペクタクルなゲームを展開し、少女たちの模範になる」と抱負を語った。
岡本武行監督(53)が現場の指揮を執り、佐々木総監督は試合でベンチ入りしない。「僕がベンチに入ると邪魔になる。特に大野(忍コーチ)が嫌がると思う」と冗談を交じえて笑わせ、「練習を視察することは多くなる。大野コーチと岡本監督とコミュニケーションを取りながら、タッグを組んでチームを作っていきたい」と役割分担を説明した。
大宮はなでしこリーグ2部のFC十文字を母体として発足し、J2大宮が運営する。INAC神戸からDF鮫島彩、日テレからMF阪口夢穂、DF有吉佐織ら日本代表経験を持つ実力者を補強した。佐々木総監督は「素晴らしい選手たちが集まってくれた」と満足感を漂わせた。