サウサンプトン・南野、移籍デビュー戦弾 前半30分豪快左
「イングランド・プレミアリーグ、ニューカッスル3-2サウサンプトン」(6日、ニューカッスル)
各地で行われ、イングランド・プレミアリーグでリバプールから期限付きでサウサンプトンに移籍したMF南野拓実(26)がニューカッスル戦でデビューし、0-2の前半30分にゴールを決めた。リバプール時代の2020年12月以来となる今季リーグ戦2ゴール目。左の攻撃的MFとしてフル出場し、試合は2-3で競り負けた。スペイン1部ウエスカのFW岡崎慎司はレアル・マドリード戦で先制点をアシストしたが、1-2で逆転負けした。
電撃移籍が決まってわずか4日後。南野がデビュー戦の初ゴールで強烈なインパクトを残した。前半30分、左DFから斜めにパスが入ると、最初のタッチで大きく前へ出してDFをかわし、豪快な左足シュートを上部に突き刺した。
この日は4-4-2の左MFで先発出場。攻撃時はサイドに開かず中央に寄る「10番のポジション」(ハーゼンヒュットル監督)で躍動した。
2日のマンチェスター・ユナイテッド戦は登録が間に合わずに出場できず、0-9で歴史的大敗を喫した。不振のチームにとって南野のゴールは3試合ぶりの得点。勝ち点獲得こそならなかったが、指揮官は「間違いなく力になれることを証明した」と新戦力を高く評価した。