Ｊリーグが８日、実行委員会を行い、オンライン形式でブリーフィングを行った。新型コロナウイルスの影響を受けた政府方針により、Ｊ１徳島のダニエル・ポヤトス監督は日本に入国できていない。スペイン在住の同監督が電話等によるリモート形式で指示を出すことができるのか、という質問が出た。

　Ｊリーグ側は、指示を出すこと自体は「どこから出してもいいとはなりますが…」とした上で、物理的に試合等の情報を入手することが難しいのではないかと指摘した。

　例えば、日本国内ではウェブ動画配信サービスのＤＡＺＮが試合中継を行っているが、Ｊリーグによると、スペインでは生中継は行っていないという。また、ＤＡＺＮの映像を何らかの方法でそのままスペインに送ると「放映権上の問題が生じる可能性があります」とした。

　こうした状況を踏まえ、「恐らく映像を見ながら指示を出すことは物理的に難しいような状況になります」という説明がなされた。