J1神戸 新加入のDF桜内「いじられキャラ」でチームに適応
J1神戸に新加入したDF桜内渚(31)が沖縄キャンプ6日目となる9日、オンライン取材に応じ、「いじられキャラ」としてチームにとけ込んでいる充実ぶりを明かした。
昨年まで9シーズン磐田一筋でプレーしてきた桜内。31歳にして初の移籍となるが、「自分の性格上、誰とでもしゃべれると思っているので、積極的に声をかけたり、食事の席をいろんな人と食べるようにしている」と新天地への適応を語った。
大阪府八尾市出身で関西のノリは熟知している。若手からもバス移動の際にいたずらされたりしているが、「僕をいい意味で先輩と思っていないので」と笑い、フレンドリーな関係を築きつつある。
右サイドバックの開幕スタメンを狙う。ピッチで要求されるのは激しい守備と運動量。「サイドバックはしんどいものというふうに意識がついているので苦にならない。どんどん追い越していけるというのは楽しみなところ」。走り回って技巧派の多いチームの良さを引き出す覚悟だ。
キャンプも6日目が終了し、終盤に突入する。自身は攻守の切り替えのスピードなどまだまだ足りない部分を感じているという。「ヴィッセルのコンセプトいち早く理解して自分が合わせていかないと。手応えというより、もっとやらないといけないという危機感の方が強いかもしれないです」と気を引き締めた。