浦和 新キャプテンに阿部勇樹「全員の意識が同じ方向を向けるように」史上初の“再任”
J1浦和は11日、2021シーズンのチームキャプテンがMF阿部勇樹に決定したことを発表した。阿部は2012年から17年にもキャプテンを務めており、クラブ史上初の“再任”となった。副キャプテンはGK西川周作、DF宇賀神友弥、DF槙野智章が務める。
阿部はクラブを通じて以下のように抱負を述べた。
「今シーズンから、改めてキャプテンをやらせていただくこととなりました。過去にもやらせていただきましたが、浦和レッズのキャプテンの『おもみ』を理解しているつもりです。新監督や新たなメンバーも加わったので、これまで積み上げてきたものを大切にしながら、選手一人一人がキャプテンであるというような自覚、責任感を持ちながら、日々プレーし、新しい浦和レッズとして進んでいくことが大事だと思っています。キャプテンとして、チーム全員の意識が同じ方向を向けるように、先頭に立って走っていきたいと思います。
チームを引っ張っていくことはもちろんですが、チームがいい時はあまり目立ちすぎず、後ろから仲間を支えることも必要だと思っています。シーズンを通して、キャプテンとしての出番が少ないことが一番の理想ですが、チームが苦しい状況や難しい時期に直面している時こそ、自分の出番だと思っています。キャプテンとして、チーム、浦和レッズのために全てを賭けてやっていきたいです。自分一人ではできないことだと思っていますし、サポートしてくれる副キャプテンのメンバーたちとともに、新しい浦和レッズのために、がんばっていきます。
今シーズン、ファン・サポーターのみなさんと笑顔で過ごせるよう、そして近い将来満員の埼玉スタジアムでお会いできることを楽しみにしています。引き続き、応援よろしくお願いいたします」
▽浦和の歴代キャプテン
柱谷幸一(1992年~1993年)
福田正博(1994年~1997年)
土田尚史(1998年~1999年)
小野伸二(2000年~2001年)
井原正巳(2001年~2002年)
内舘秀樹(2003年)
山田暢久(2004年~2008年)
鈴木啓太(2009年~2011年)
阿部勇樹(2012年~2017年)
柏木陽介(2018年~2019年)
西川周作(2020年)
阿部勇樹(2021年~)