ポルトガル１部ポルティモネンセへの移籍が破談となった元日本代表ＭＦ本田圭佑（３４）が１６日放送のラジオ番組「本田圭佑ＮｏｗＶｏｉｃｅ」（ニッポン放送、火曜、後７時）内で、改めて日本復帰の意思がないことを明かした。

　放送内では日本について言及。ファンから「“日本に帰ってきてほしい”と言われることは率直にうれしい」としながら、すぐさま「（日本には）戻らないですけど」と改めてＪ復帰は否定した。その理由を「ツイッターでも言ったんですけど、実家に戻る感覚に近いんですよ。日本に戻ることは」と説明し、「１年に１、２回しかみんな故郷に帰らないと思うんです」と続けた。

　現在はポルティモネンセの施設で練習を続けており、獲得オファーは「いくつかある」という。「納得できるところから、まだ（オファーが）来てない」ため新天地は未定のままだが「まだまだやれると思っているんで」と今後も海外で挑戦を続ける意志を示した。

　この日の放送では、今回の騒動の経緯も自ら説明。破談に終わったことについて「驚いた？そんなことないですね」とあっけらかんと振り返り、「（移籍に関しての）ＦＩＦＡのルールは微妙なルール多いなと思ってるんで…変えた方がいいですね」と持論も展開した。