「Jリーグ百年構想クラブ」に新たに3クラブ 新宿、鈴鹿PG、ヴェルスパ大分
第2回Jリーグ理事会が25日、開催され、終了後に村井満チェアマン(61)が会見した。理事会では今回新たにクリアソン新宿(関東1部)、鈴鹿ポイントゲッターズ(JFL)、ヴェルスパ大分(JFL)の3クラブが「Jリーグ百年構想クラブ」に認定された。
J3に入会するためには、Jリーグが参加要件としている「Jリーグ百年構想クラブ」に認定され、「J3クラブライセンス」を交付されなければならない。そしてJリーグ理事会で入会を承認された上で、JFLで定められた競技成績(年間4位以内など)、ホームスタジアム・平均観客動員数などの基準をクリアすることが条件となる。関東1部のクリアソン新宿はまずはJFLに昇格する必要がある。
昨年までに百年構想クラブには8クラブが認定されている。ラインメール青森(JFL)、いわきFC(JFL)、栃木シティフットボールクラブ(関東リーグ1部)、VONDS市原(関東リーグ1部)、南葛SC(関東リーグ2部)、ヴィアティン三重(JFL)、F.C.大阪(JFL)、奈良クラブ(JFL)もJ3入会を引き続き目指す。
また、J3入会要件として「入会直前年度のJFLのリーグ戦におけるホームゲームの1試合平均入場者数が2000人を超えており、かつ、3000人に到達することを目指して努力していると認められること」というものがあるが、新型コロナ感染拡大防止のため、昨季に引き続き今季も適用しない特例措置が決まった。