王者・川崎が開幕戦快勝!FW家長が2発 横浜Mの反撃封じる
「明治安田生命J1、川崎2-0横浜M」(26日、等々力陸上競技場)
昨季の王者・川崎と19年の王者・横浜Mの開幕戦は、FW家長昭博の2得点で川崎が勝利した。
前半21分、右に開いたMF脇坂が、攻め上がった右サイドバックの山根へ浮き球のパスを出す。ゴールライン間際の深い位置から山根がヒールで後方に戻すと、これを“感じとっていた”家長がポジションを下げながらボレーで蹴り込んだ。これが今季のJ1リーグ戦全体で最初のゴールとなった。
旗手、山根の両サイドバックも含めて高い技術で横浜Mの激しいチェックを外し、再三チャンスにつなげていく川崎。前半43分には右サイドをレアンドロダミアンとのパス交換で崩した田中から鋭いクロスボールが供給され、中央で家長が頭でたたき込んだ。
ハーフタイムに前田と水沼を投入した横浜Mが反撃する場面も。後半18分、前田のボール奪取から、オナイウにわたって放たれたシュートはポストにあたり得点ならず。以後もサイドからの攻撃でゴールに迫るも、得点には至らなかった。