JFL開幕戦1試合が中止 マルヤス岡崎で選手1人がコロナ感染 3日に選手4人で食事
サッカーJFLは10日、マルヤス岡崎において選手1人の新型コロナウイルス感染者が出たとの報告を受け、14日の開幕戦・ティアモ枚方戦(名古屋市港サッカー場)の中止を発表した。この試合の代替開催日は決定次第発表する。
JFLによると、中止決定までの経緯は次の通り。
感染した選手は今月3日昼にチーム内の他の選手3人と食事をした。7日午前に選手本人から37・0度の発熱と嗅覚障害がある旨の報告がチームにあり、この日の全体練習を中止した。8日には5日に実施していたJFL全体でのPCR検査で陽性判定となり、9日に岡崎市保健所の指導の元、医療機関での再検査を実施。再検査の結果も陽性判定となり、保健所から3日に食事に行った3人の選手が濃厚接触者の指定を受け、17日まで自宅待機となった。
9日にはチーム全員が再検査を実施。10日に検査の結果が出て、陽性の選手以外の全員が陰性判定となった。
以上の経過により、JFL事務局およびマルヤス岡崎とティアモ枚方が協議。試合の中止を決定した。
チームは7~9日(火)は全体活動を休止。9日は自主練習を行い、10日から濃厚接触者以外のメンバーを2グループに分け、練習を再開した。
今後については、保健所の指導を仰ぎながら、12日を目処にチーム全体で再検査を実施する予定。21日開催の第2節(ヴィアティン三重-マルヤス岡崎)については、現時点では予定通り開催する方向で進めている。