横浜FCカズ J1最年長出場記録更新!54歳12日 今季初登場、浦和サポも拍手!
「明治安田生命J1、浦和2-0横浜FC」(10日、埼玉スタジアム)
横浜FCの元日本代表FW三浦知良が浦和戦の後半終了間際に今季初出場し、J1最年長出場記録を54歳12日に更新した。試合は0-2で敗れて3連敗。浦和は今季初勝利を挙げた。C大阪はFW大久保嘉人(38)の開幕4試合連続得点はならなかったものの、清水に2-1で逆転勝ちした。神戸はFC東京に3-2で競り勝ち、仙台は鳥栖に0-5で大敗した。
キングが今季初めて公式戦のピッチに立った。横浜FCの三浦は0-2の後半48分、MF小川に代わって2トップの一角に入り、自身の持つJ1最年長出場記録を54歳12日に更新した。
緊急事態宣言下のため横浜FCサポーターは不在だったが、浦和サポーターの拍手に迎えられた。再開直後の最初のプレーでボールを持つ浦和DF槙野に猛ダッシュで圧力をかけた。わずか1分半ほどの出場時間でボールに触れる機会はなく、ジーコの持つJ1最年長得点記録(41歳3カ月12日)を更新することはできなかった。
0-2で敗れ開幕3連敗となったが、下平監督は「チーム内で競争しながら、誰が出てもある程度やってくれる」と、カズも含めたベンチメンバーへの信頼を口にした。カズは試合後のオンライン取材には現れなかったが、ブラジル時代も含めプロ36年目を迎えた“生ける伝説”の挑戦は今季も続く。