浦和・興梠「鮮明に覚えている」 鹿島時代の震災から10年
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J1浦和の興梠が11日、練習後にオンラインで取材に応じ、東日本大震災で被害のあった茨城県鹿嶋市が本拠の鹿島に所属していた2011年から10年が経過したことに触れ「今でも忘れることなく鮮明に覚えているし、あの出来事は忘れてはいけない」と語った。
24歳だった当時「僕たちは練習していていいのか」と葛藤しながら過ごしていたという。今でも「軽々しく発言できないが、まだたくさんの方が痛みを抱えている。僕たちは夢や希望を与えることしかできない」と神妙な面持ちで話した。
昨年12月の右脚手術で今季は出遅れ、10日の試合で初出場したばかり。