J1浦和・興梠「夢や希望を」震災当時は鹿島所属「鮮明に覚えている」

 J1浦和の興梠が11日、練習後にオンラインで取材に応じ、震災で被害を受けた鹿島に所属していた10年前を振り返った。

 当時24歳。練習していいのか葛藤があったという。「鮮明に覚えている。(今でも)軽々しく発言できないが、まだたくさんの方が痛みを抱えている。僕たちは夢や希望を与えることしかできない」。2020年12月の右脚手術で今季は出遅れ、10日の試合で初出場したばかり。「今年も2桁得点を目指す」と意気込んだ。

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