J1川崎が圧勝 後半開始直後に4分間で3得点 浦和は今季ワースト5失点
「明治安田生命J1、浦和0-5川崎」(21日、埼玉スタジアム)
川崎が後半開始直後の4分間で3得点を集めるなど、今季最多タイの5得点で浦和に圧勝した。
前半42分にFW小林悠(33)が先制ゴールを決めて前半を1-0で折り返すと、後半開始早々にゴールラッシュが始まった。後半4分に小林の浮き球パスを受けたFWレアンドロダミアン(31)が、胸トラップから豪快な右足ボレーを突き刺して追加点を挙げた。
2分後にはU-24(24歳以下)日本代表に選出されたDF旗手怜央(23)がMFジョアン・シミッチ(27)のスルーパスに走り込み、右足で日本代表GK西川周作(34)の股を抜いて3点目。さらに2分後の後半8分にはレアンドロダミアンが頭で折り返したボールを、ゴール前に詰めた小林が胸で押し込み4-0とした。
さらに後半22分にはMF脇坂泰斗(25)がペナルティーエリア外から鮮やかな左足ミドルを決め、3月6日の仙台戦(ユアスタ)以来となる今季2度目の1試合5得点となった。
浦和は今季最多の5失点となった。攻撃でも決め手を欠き、3試合連続の無得点。開幕から6試合で総得点3、流れの中からのゴールはなく、得点力不足は深刻だ。