C大阪・原川 初招集の日本代表に不参加 名古屋・稲垣を追加招集
J1C大阪は21日、国際親善試合・韓国戦(25日・日産ス)、W杯アジア2次予選兼アジア杯予選(30日・フクアリ)の日本代表に初招集されていたMF原川力(27)が負傷のため不参加となることを発表した。代わって名古屋MF稲垣祥(29)が追加招集された。
原川は同日開催の明治安田生命J1・湘南戦(レモンS)の後半41分に負傷交代した。右大腿(だいたい)裏側を痛めたと見られる。担架でピッチ外に運ばれるも、ベンチに戻る際には自力で歩行していた。今季は開幕から7試合連続先発出場しており、この試合でも中盤で攻守に奮闘していた。
試合後、レビー・クルピ監督は「まだ、メディカルから情報が入っていない。おそらく筋肉系のところだと思うが、この場で何かをお伝えすることはできない」と詳細は明かしていなかった。
代わりに追加招集された稲垣は、日本代表に初選出。この日開催の鹿島(カシマ)でも強烈なミドルシュートを決めるなどボランチながら今季3得点。好調名古屋を攻守で支えている。クラブを通じ「ミドルシュートの興奮冷めやらぬまま、代表選出で大変嬉しく思います。チームメイト、グランパスファミリーの皆さんをはじめ、これまで僕に携わってきてくれた方々のおかげで、代表に選出していただきました!今まで世代別代表にも入ったことがなかった僕ですが精一杯頑張ってきます」とコメントした。