山根視来 代表デビュー戦で初ゴ~ル!「ゴールのにおいがするところ意識していた」

 「国際親善試合、日本3-0韓国」(25日、日産スタジアム)

 日本が韓国に3-0で快勝した。新型コロナウイルスの防疫措置を徹底し、国内では1年4カ月ぶりに実施された代表戦を白星で飾った。前半に代表デビュー戦のDF山根視来(27)=川崎=とMF鎌田大地(24)=E・フランクフルト=のゴールで2点を先行。相手に反撃を許さず、試合終盤にも加点した。対戦成績は日本の14勝23分け40敗。日韓戦は2019年12月の東アジアE-1選手権以来、ホームでの勝利は2011年8月のキリンチャレンジカップ以来となった。

 初陣を先制弾で飾った。前半17分、FW大迫がエリア内にボールを落とすと、そこに右SBの山根がいた。「ゴールのにおいがするところに入っていくことは意識していた」。日本代表史上34人目となる初出場初ゴールを右足でたたき込んだ。

 27歳での遅咲きの初代表。「日韓戦という歴史ある負けられない試合でデビューできたことはうれしい」。これまでプロ2チームで学んできたことが集約されたデビュー戦でもあった。韓国選手に負けない球際の強さは湘南時代に身につけた。20年に川崎に移籍して磨きがかかった攻撃参加でゴールを奪う。

 今回は酒井宏樹(マルセイユ)、室屋成(ハノーバー)が不在。「まだ一歩を踏み出したばかり」。ここから代表定着を目指す。

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