韓国選手の肘打ち DF冨安「わざとじゃないなと実際感じていました」「たまたま」
「W杯アジア2次予選、モンゴル-日本」(30日、フクダ電子アリーナ)
日本代表DF冨安健洋(22)=ボローニャ=が27日、オンライン取材に応じ、25日の国際親善試合・韓国戦(日産ス)で相手選手の肘打ちで歯が折れたことを明かした。
冨安はこの日午前に応急処置を施し「見た目は戻りましたね」と報告した。「全然大丈夫ですね。練習も試合も問題なくいけます」と強調した。
冨安は韓国戦の後半20分過ぎに韓国MF李桐浚(蔚山)の肘打ちを顔面に浴び、口を押さえて転倒。出血もあったが、フル出場を果たした。
李の行為には日本国内だけでなく、韓国でも大きな批判が起こっているが、冨安は終始スポーツマンシップにのっとった大人の対応を続けている。26日には自身のインスタグラムに事態の沈静化を願う投稿を行った。
この日も「相手選手の反応からしてもわざとじゃないなと実際感じていました」と振り返った。「僕も手を使って相手のFWをコントロールするというのは意識して今やっているところ。肘打ちされる前のシーンでスローインになっていたんですけど、相手をうまくコントロールするために駆け引きのところで腕を使っていた。多分、その腕を払おうとして、相手の腕が僕の歯にたまたま当たっちゃったと僕は思っているんで」と説明した。
李からは試合後すぐに謝罪のメッセージがあったという。「別に気にはしていないですね。しょっちゅうあることだと思いますし」と平然と答えた。