17歳のDF中野伸哉 久保建英から刺激「身近で見られる」U24日本代表
「国際親善試合、U-24日本代表-U-24アルゼンチン代表」(29日、ミクニワールドスタジアム北九州)
U-24日本代表は0-1で敗れた同アルゼンチン戦から一夜明けた27日、千葉県内で練習を行った。29日に再び同じ相手とミクニワールドスタジアム北九州で国際親善試合を行う。同日、新型コロナウイルス感染対策のため、チャーター便で福岡に移動。17歳のDF中野伸哉(鳥栖U-18)が練習後にオンライン取材に応じ、次戦の出場に意欲を燃やした。
26日の試合での出番はなかった中野。「ベンチで見ていてアルゼンチンの選手は個の能力がすごく高かった。日本も決定機は作れていたので、次の試合に向けてそこの反省をして勝ちたいと思います」。鳥栖で今季ここまでリーグ6試合に全て先発と自信をつけていることからも、初招集されただけで終わるつもりはない。
U-24の代表に入ったことで海外組とも練習をする機会を得た。「海外組の選手はみんな練習から意識が高い。プレー一つ一つのレベルが本当に高くて刺激を受けています」と17歳が学ぶことは多い。
特に久保建英(19)=ヘタフェ=からは年齢が近いこともあり刺激を受けていると言う。「建英くんとか海外でやっている選手を身近で見られていることはすごくいい」と充実の練習となっている。
中野もすでに海外へ目を向けており「1年後くらいには海外に行って2、3年後にはA代表に入ってそこでしっかり活躍する」と将来を思い描いた。
今夏の東京五輪本大会のメンバー入りとなれば、史上最年少となる。「一対一とかで負けないで攻撃になったらどんどんオーバーラップしてアシストであったりを武器にしたい」。強豪を相手に力を証明し、生き残りを目指す。