MF伊東純也が2発3アシスト!右サイド定位置獲り猛アピール ベルギーで意識に変化

 「W杯アジア2次予選、モンゴル0-14日本」(30日、フクダ電子アリーナ)

 日本はモンゴルに14-0で大勝した。MF伊東純也(28)=ゲンク=が2得点3アシストで定位置奪取へ好アピール。MF南野拓実(26)=サウサンプトン=は2016年の本田圭佑以来となるW杯予選5試合連続ゴールを挙げた。14得点は日本のW杯予選最多となった。本来はモンゴルで行われる予定だった試合だが、新型コロナのため開催地が変更。日本はアウェー扱いで、無観客で実施された。

 右アタッカーの定位置獲りへ猛然とアピールした。記録的大勝の中で伊東が2ゴール3アシストの大暴れ。「チャンスの数からして最低限の結果かなと思いますけど。前半、一対一を外したところとか突き詰めていかないと」。喜びもそこそこに涼しい表情で14得点の圧勝を振り返った。

 自身のゴールは8点目と10点目。まずは後半28分、FW古橋のシュートを相手GKがはじいたこぼれ球を左足で押し込んだ。6分後には前線から激しくプレスをかけてボールを奪うと、そのまま自分で持ち込み右足で豪快に決めた。「相手がどんな相手であれ全力でいこうと。守備でも手を抜かず最後まで走り切ろうと思っていました」。代表初出場のDF松原とのコンビで右サイドを何度も切り裂いた。

 今季ベルギー1部リーグで10得点をマーク。「チャンスメークが得意だったのでそこばかりだったが、海外で結果を求められる中で得点も取らなきゃと思って、少し自分で取りにいくように意識した」。意識の変化がゴール量産につながり、それは代表戦でも発揮された。

 今回は招集されていないが、2列目の右はU-24と兼任する堂安(ビーレフェルト)、久保(ヘタフェ)ら激戦区。「まずは今のチーム(ゲンク)で最後まで結果を残して、日々レベルアップできるようにしていきたい」。元々得意だったチャンスメークに加えて、欧州で身につけた得点力。大勝の中でも、存在感を発揮した。

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