FC大阪 ホーム3連勝で暫定首位浮上 MF渋谷が加入後初出場初ゴール
「JFL、FC大阪2-1高知ユナイテッド」(3日、服部緑地陸上競技場)
サッカーJFLの第4節が開催され、大阪から3番目のJリーグ入りを目指すF.C.大阪はホームで高知ユナイテッドに2-1で勝利。今季3勝1分けの勝ち点10で暫定首位に浮上した。
服部緑地は春らしい暖かい気候。2週続けてホームでの戦いとなったF.C.大阪は前節とスタートのメンバーは替わらずに挑んだ。
前半からMF久保、MF大山、FW木匠、FW田中直の前線4人が激しいプレッシャーをかけると、ボールを奪うシーンが増え、ペースを握る。11分にはDF舘野の弾丸FKが相手ゴールを襲うが、わずかに枠から外れた。試合はこのころから、攻めるF.C.大阪、守る高知という構図になる。
後半に入ってもペースは渡さず、13分に大山、木匠に代えてMF和田、渋谷を投入。すると18分にCKから待望の先制点が生まれる。舘野が蹴ったボールは相手選手がクリアしたが、DF橋本の足元に。橋本がシュートすると、これも相手選手がクリアするが、こぼれ球をDF坂本がシュートし、ついに相手ゴールをこじ開けた。歓喜から6分後、右サイドから久保がグラウンダーのクロスをあげると、田中直がダイレクトでシュート。相手選手がブロックするが、こぼれ球を渋谷がダイレクトで決めた。渋谷の加入後初出場初得点でリードを2点差に広げた。
しかし36分に高知FW赤星に得点を許す。ロスタイムには赤星がドライブシュートを放つが、これを防ぎ切り2-1で試合終了。失点こそしたが、シュート数は17本対4本と終始圧倒し、ホーム3連勝を飾った。暫定ながら開幕戦以来の首位に返り咲いた。