日本代表 冨安負傷でボローニャ監督が苦言 森保監督「当然のことと受け止めている」
日本代表と東京五輪世代のU-24(24歳以下)日本代表を兼任する森保一監督(52)が6日、オンライン取材に応じた。
3月の代表活動で招集した日本代表DF冨安健洋(22)=ボローニャ=が先発出場した3日のインテル・ミラノ戦で右ふくらはぎを痛めて途中交代し、試合後にボローニャのシニシャ・ミハイロビッチ監督が(52)が代表活動に苦言を呈したことについて、森保監督は「所属チームで冨安は貴重な戦力だと思う。監督さんの思いは当然のことと受け止めている」と語った。
冨安は先月30日のW杯アジア2次予選のモンゴル戦で後半26分までプレーした。森保監督は「チーム作りで他の選手に経験させたいという思いもあったが、(冨安の)次への負担が少しでも軽くなることも考えて交代の判断に至った」と説明し、「W杯出場に向けて、その先の大きな目標に向けてチーム作りをしている中で、彼は貴重な戦力だと思っている。コンディション的にとても大変だと思うが、招集させてもらいたかった選手だと理解していただければ。我々も代表活動で選手がケガをすると本当に心が痛む。選手たちは日本代表でプレーすることの意義や日本のために戦うことに誇りと覚悟を持って招集に応えてくれている。選手たちの気持ちには本当に感謝をしたい」と神妙な面持ちで語った。