なでしこジャパン1年ぶり国際試合で7-0快勝 DF南が先制弾 FW岩渕が2得点

前半、先制ゴールを決め、タッチを交わす南(左から2人目)
 前半、先制ゴールを決め、笑顔でガッツポーズする南(左から2人目)
後半、チーム5点目となるゴールを決める岩渕(手前)
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 「女子サッカー・国際親善試合、日本7-0パラグアイ」(8日、ユアテックスタジアム仙台)

 なでしこジャパンにとって1年ぶりの国際試合を7得点で大勝した。

 前半6分。右サイドからMF杉田妃和がクロスを上げると中央で競り合い、そのこぼれ球に反応したDF南萌華が代表初得点を押し込み、先制した。同14分には相手ペナルティエリア左から杉田が抜け出し、シュートを放ったが、惜しくもポストに当たり追加点とはならなかった。

 同26分にエースが追加点を決めた。相手ペナルティエリア中央手前でのMF三浦成美のドリブルからDF裏へボールが流れるとFW岩渕真奈が反応し、右足から滑り込みゴールネットを揺らした。その10分後には右サイドのフリーキックを得るとキッカーのMF中島依美が中央へ上げ、オウンゴールを誘発しチーム3点目を奪った。

 後半7分には岩渕の縦パスをペナルティエリア内で受けた三浦の横パスをFW菅沢優衣香が流し込んでチーム4点目を決めた。同17分には裏へのロングボールに抜け出した岩渕がこの試合自身2点目を決めた。

 終了間際には途中出場のFW籾木結花とFW田中美南が得点を挙げ、計7発となった。

 後半途中にFW浜田遥と今回のメンバーでは最年少となる18歳のMF木下桃香が投入され、代表デビューも果たした。

 3月には国内組のみで合宿を行った。今回、パラグアイ戦とパナマ戦(11日、国立)へ向けては海外組を含む25人が選出されていた。ともに準備する期間が短かった海外組とも問題なく連携。終始リズムのあるつなぎで崩し、守備でもピンチを迎えることなく終えた。

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