J1鹿島・MFピトゥカ 鹿島加入の理由はジーコの存在「早く会ってサインもらいたい」

 J1鹿島に今季から加入したブラジル出身のMFディエゴ・ピトゥカ(28)が9日、来日後初のオンライン取材に応じ、ジーコ・テクニカルダイレクター(TD、68)の存在を鹿島移籍の最大の理由に挙げた。

 ブラジル1部の名門サントスから完全移籍で加入した。決断の決め手を問われたピトゥカは「最大(の理由)はジーコかな」と明かし、「ジーコを知らないブラジル人はブラジル人じゃない。彼の残した功績を見れば全て。(改めて)言う必要はない。直接面識がないので、早く会いたくて会いたくて、自分のユニホームにサインをもらいたい気持ちでいっぱい」と笑みを浮かべた。

 さらに「(会えば)たぶんとても緊張すると思う。サッカーの師匠なので、彼から学べることは吸収していきたい。彼が着たユニホームに袖を通せる誇りは代え難いもの」と“ジーコ愛”が止まらなかった。

 2日に来日し、現在はJリーグが一括管理する14日間の待機期間(Jリーグバブル)を過ごしている。「部屋に缶詰になることは認識していた。グラウンドに出る時間もあるし、部屋の中にも器具を用意してもらい、トレーニングできる環境がある」と地道にコンディションを整えている。

 7試合を終えて2勝1分け4敗と波に乗り切れないチームの救世主となることが期待される。「鹿島には優秀な監督と優秀な選手がいる。この状況を打破することができる。1日でも早く上位陣に近づけるようにみんなで努力していきたい。ピトゥカと言えば、視野の広さとパスの正確さ。チームの手助けをしたい」と抱負を語った。

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