J3讃岐、新監督にゼムノビッチ氏 J1清水監督時に天皇杯で優勝
J3讃岐が12日、トップチーム新監督にゼムノビッチ・ズドラブコ氏(67)が就任したことを発表した。14日の練習からチームに合流する予定。讃岐は前任の先月末に前任の上野山信行GM兼監督(63)が成績不振の責任を取って辞任していた。
ゼムノビッチ氏はクラブを通じて「選手、スタッフ、クラブが一丸となってJ2昇格を目指します」とコメント。旧ユーゴスラビア出身で、ユーゴスラビア1部リーグの監督を務めた同氏は、95年にJ1鳥栖の前身である鳥栖フューチャーズのコーチとして来日。2000年からJ1清水の監督を務めて翌年の天皇杯で優勝し、昨年はJ3岐阜の監督、今年は広域通信制・単位制高校の相生学院サッカー部で監督を務めていた。
池内秀樹代表取締役社長(58)は「厳しさと愛情をもった指導で、選手一人一人の良さを引き出し、チームを立て直してくれると信じています」と期待を寄せた。チームは現在開幕4連敗でリーグ最下位。次節は25日にアウェーで鳥取と対戦する。