レアルはホームで引き分け ベンゼマが同点弾、CL通算71得点目決める
「欧州CL・準決勝、レアル・マドリード1-1チェルシー」(27日、マドリード)
史上最多13度の優勝を誇るレアル・マドリード(スペイン)は1-1でチェルシー(イングランド)と引き分けた。3季ぶりの制覇を狙うRマドリードは0-1の前半29分にベンゼマが右足で蹴り込んで追い付いた。優勝した2011~12年シーズン以来の決勝進出を目指すチェルシーは前半14分にプリシックが先制し、貴重なアウェーゴールを奪った。このカードの第2戦は5月5日に行われる。
3バックの布陣で臨んだ守備が安定せず、前半14分に先制を許した。チームを落ち着かせたのはFWベンゼマ。同29分に浮き球を頭でコントロールしてから右足で技ありの同点弾を決めた。これでOBの元スペイン代表ラウルに並ぶ史上4位タイの欧州CL通算71得点。アウェーゴールを許し、第2戦へ優位に立てたわけではないが、ジダン監督は「点を取り、勝ちにいく」と1週間後の再戦へ気合を入れた。