日本代表 浅野拓磨がパルチザンと契約解除「給与の未払い」「不誠実な対応」明かす
日本代表FW浅野拓磨(26)が2日、自身のLINEブログを更新し、セルビア1部パルチザンとの契約を解除したと発表した。
「私、浅野拓磨はこの度パルチザン・ベオグラードとの選手契約を解除しました。
この決断をするにあたり、凄く悩みましたがクラブによる度重なる給与の未払い、またそれに対する不誠実な対応によりクラブからのリスペクトを感じられなくなってしまった事がこの決断の理由です。
パルチザンは自分にサッカー選手としてのチャンスを与えてくれたクラブであり、とても大切なクラブです。
ベオグラードに呼んでくれたサヴォ・ミロシェヴィッチ監督、いつも信頼して後押ししてくれたアレクサンダル・スタノイェヴィッチ監督。大好きなチームメイト、チームスタッフ。そしてどんな時も応援してくれたサポーター。
ベオグラードで出逢った全ての人に感謝しています」と英語と日本語で投稿した。
浅野は2016年夏にJ1広島からイングランド・プレミアリーグのアーセナルに完全移籍。ドイツ2部(当時)シュツットガルトやドイツ1部(当時)ハノーバーへの期限付き移籍を経て、19年夏に3年契約でパルチザンに完全移籍し、22年6月末まで契約を残していた。
今季はリーグ戦33試合に出場し、欧州1部で日本人最多となる18得点を挙げ、得点ランキング2位につけるなど活躍していたが、リーグ戦を4試合残してチームを去ることになった。