Ｊ１Ｇ大阪の宮本恒靖監督（４４）が７日、川崎戦（８日・パナスタ）に向けてオンライン取材に応じ、前節・大阪ダービー（２日・ヤンマー）で負傷交代したＭＦ小野瀬康介（２８）について出場が難しいことを明らかにした。

　小野瀬の負傷について問われた宮本監督は「ちょっと強いねんざなので明日に関しては難しい」と明かした。また、来日デビューが期待されるＭＦウェリントンシウバ（２８）に関しても「メンバーに入れるかどうかというところまでは来ていますが、カードという部分で切れるか切れないかというところ。この後、コーチ陣と話をして決めたい」と起用を明言しなかった。

　今季８試合で２得点と攻撃力に課題を抱えるＧ大阪だが、首位で１４試合３７得点の川崎との対戦となると、得点よりもいかにロースコアに持ち込めるかがカギとなる。「相手の攻撃というのはかなり破壊力ある。それは選手もイメージが残っていると思う。ただ、我々の攻める時間というのを作りながら試合を進めたいですし、やはり粘り強い守備というものは大前提となる」と語った。

　川崎には２月の富士ゼロックス・スーパー杯で２－３で敗れるなど現在公式戦４連敗中。「一番、今リーグの中で強いチーム。我々は天皇杯の決勝、ゼロックスと続けてやられているので、その悔しさを持って試合に臨みたい」と勝利を誓った。